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2009年4月26日更新

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パグについて
 

パグの祖先はチベットのスパニエルと考えられています。また、古代中国の絵画磁器にもパグが描かれ、中国の古い愛玩犬です。中国で平べったい顔立ちになり、ヨーロッパには、17世紀にオランダ・東インド会社が伝え、特に王侯貴族に愛好されました。しかし、その事実は伝わらず、そのころパグはオランダ原産の犬と思われていました。 イギリスでは、ウィリアム3世に愛され、フランスではナポレオンの妃であるジョセフィーヌの飼われていました。このように、貴族に養われるうちに肥満し、ずんぐりした姿に変わったようです。パグは主人には忠実ですが、それだけ嫉妬深く、この犬といっしょに、ほかの犬を飼わない方がよいかもしれません。

 写真1

パグ犬

 外見

パグをはじめて見たときは、「これが犬?」とびっくりしました。顔は深いしわが刻まれ、横から見るとまったいらに見えるほど鼻が短いです。耳は反って中がみえるローズ耳か、前に垂れているボタン耳になっていて、体は短く力強さを感じさせ、毛は短くてフォーン、アプリコット、銀色、黒などの毛色があります。尾はお尻の高い位置にあり二重にしっかりと巻いているものが好まれます。なんともいえない独特の魅力をもった犬種です。

 性格

パグは落ち着いた性格で、比較的飼いやすく家庭犬にはぴったりだとおもいます。陽気で、大胆ですが素直でしつけやすいです。また、個別の性格かもしれませんが、大きな声で吠えません。低い声で「ウォン・ウォン」?!一般的に家庭で飼われている犬のイメージとはちょっと違うと思います。ただ暑さ寒さに弱い面があるので室内で飼う方がいいと思います。またプライドが高く頑固でワガママな一面があり、たまらなく可愛いペットとなるとおもいますが、甘やかしは禁物です。わがままにそだったり、デブ犬になったしないように、しつけはしないと駄目です。鼻が短いのでいびきをかきます。

 育て方

パグは毛は短いので手入れは簡単です。比較的体臭も少なく、蒸しタオルで体を拭いてあげる程度でいいと思います。毛ヅヤが出る獣毛ブラシもおすすめです。シャンプーは必要なときだけでいいと思います。耳の掃除は、イヤーローションに浸した綿棒などでやさしく汚れを取ってください。皮膚病(アカラズ)にかかりやすいので皮膚を清潔に保つ必要があります。特に顔のシワの間は綺麗に拭いてあげてください。

 散歩や運動

食事の量は年齢に合わせて、時間や内容などを調節します。1日1、2回が目安で、成犬で1日1回、夕方がいいとおいます。内容は、栄養バランスのよいドックフードを基本に、副食類を2割程度加えて栄養補強した混合食でいい。与えたご飯は残さず食べますが太りやすいため、過食は禁物です。犬の健康を保つためにも、定期的に運動させてください。1日20〜30分程度、ボールなども好きなのでボール使った遊びもいいと思いますが、特に夏場は、日中を避けて運動させる必要があります。冬は屋内との温度差が少ない、時間を選んで運動させてください。

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